2021年01月01日

はたけ通信《07》リンゴ・サンクランボ苗木植え付け、秋野菜の収穫


 12月23日(水)から26日(土)にかけての4日間の通作・移住・テレワークでした! 
今回は地面が凍結する前にとにかくリンゴとサクランボを植え付けること、秋野菜の収穫とが最大の課題でした。東北や北陸の大雪が報道される中、周囲の人には雪を心配していただいたのですが、信濃たつのというところを知っている私は雪の心配はまったくしていませんでした。ですけど寒さだけはね…、という感じでしたが、その寒さの方もまあほどほどってところで、逆に帰り道での関ケ原、伊吹あたりの雪と寒さに驚かされました!こちらの方がよほど雪国ではないか、と。
 ということですので時間の経過に沿ってまずは果樹苗の購入から記録しておきます。

●2020年12月21日(月)
 草津ディオワールドで
 リンゴ  :フジ、王林、アルプス乙女各1株
 さくらんぼ:佐藤錦、高砂各1株       以上5株


●2020年12月23日(水)快晴
15:40−16:40(1時間)
□九条ネギ土寄せ、果樹植え穴準備5カ所

 下の畑の九条ネギ、寒さで葉がだいぶ枯れてきたように見え、寒さから守る意味を込めて土寄せをしました。毎日毎日霜が降り、土中も凍結してますからね、つい思わず同情してしまいました。降雨が少なく(降雪のある北海道、東北、北陸を除いては、全国的に水不足が問題になっているくらいですからね)、表面の2〜3cmはさらさら、そこから7〜8cmが凍結状態、それ以下は無凍結というのが現在の土中の状態です。
 つぎに、荒れ地に果樹の植え穴の位置を決め、枯草を除いて穴掘りの準備を進めました。11月23日に植え付けたブルーベリーの西側に4株、東側に1株と決めました。


●2020年12月24日(木)朝は好天ながら次第に雲が広がり昼からは曇りという1日でした
09:30−12:30(3時間)
□周辺清掃、枝木焼却、植え穴掘り、元土(もとつち)つくり、植え付け

 また、2日間燃やしつづけることになりますので、まず周辺の清掃をして、収集した枝木に着火、あとは適宜火種を絶やさないようにします。凍結を配慮して、早朝からの穴掘りは避けることにしました。
 植え穴掘りは重労働です。直径60cm、深さ40cmの植穴を5カ所、しかも荒れ地にということですから苦労しました。大小の石がたくさん出てきます。つるはし、スコップ、開墾くわ、三角ホー、三本くわ等々多くの農具を使って、午前中かけてなんとか掘り上げました。
*鯉は不思議です。まさかの思いでしたが、巣籠もりと思いきや、池の中を悠々と泳いでるいのですね。しかしまあ、さすがに餌を与えるのは避けました。

13:45−14:30(45分)
□元土つくりに向けての資材購入

 辰野のコメリで、元土つくりに必要な以下の資材を購入しました。
 元土の材料:バーク入り腐葉土3袋、鹿沼土(微粒)2袋、赤玉土(小粒)1袋、ピートモス1袋
 ブルーシート(2.7×3.6m)1枚、これは上記の元土の材料を配合する時に使用するシートです。
 防虫ネット(1.35×5m)1枚、これは元土づくりのための資材ではなく、越冬するホウレンソウのための資材です。

14:30−17:00(2時間30分)
□元土づくり、植え付け、周辺の清掃

 以下の割合で配合して元土をつくりました。
 ピートモス2袋、鹿沼土4袋、赤玉土2袋、バーク入り腐葉土1袋
 これを掘り上げた土を適宜挟み込みながら植え付け、踏み固め、最後に周囲の枯草を集めてマルチとして敷き詰めて完成です。給水は植え付けてからだと凍結してしまいますので、20cmほどの深さのところで給水しました。
 荒れ地での果樹の配置状況は以下の通りです。
 5株のブルーベリーより西側の南から、リンゴ“ふじ”“王林”“アルプス乙女”、サクランボの“高砂”ブルーベリーの東側にサクランボの“佐藤錦”(山形県の代表的な品種)と並べました。リンゴもサクランボもやはり同種のものを近接して植え付けないと結実が悪いということで、上記のような組み合わせになりました。
これで1.5アールの荒れ地もブルベリー5株、リンゴ3株、サクランボ2株で立派な果樹園になったのではないかと一人満足しています。来年は、辰野町の農業委員会に出向いて、宅地から農地への地目変更を申し出ようと思います。
 16時10分以降は周辺の清掃でした。


●2020年12月25日(金)午前中は晴れ、次第に雲が増え、冷たい北風も吹き、雪もちらつきました。朝06時45分ごろ朝焼けが見えました。朝焼けは天気が悪い方に変わることを示す空模様とされていると思いますが、結果的には天候は大きくは崩れることはありませんでした。
09:00−13:55(4時間55分)
□枝木の剪定、畝の完成、秋野菜の収穫

 枝木の剪定は、お隣の塀に絡まった樹木の除去です。トゲあるものもあって厄介な作業でした。つづいて11月にバーク入り腐葉土の不足で三分の一残したままになっていた上の畑の10本目の畝にバーク入り腐葉土を追加して、10本目の畝を完成させました。
 秋野菜の収穫ですが、何分にも12種類にも及びますので手間が大変です。とりあえずは、野沢菜、ダイコン、黒田五寸人参、ハクサイを収穫しました。まず野沢菜ですが、霜にやられてもう放棄もやむを得ないかなと思ったのですが、引き抜いて外葉をはずして改めてみると、捨てるのはもったいないなあと思いなおし、思いっ切り外葉を取り除いて、かぶを切り離して、水洗いして調整してみました。午前中は三分の二程度の進捗状況でした(末尾に、切り離したかぶと外葉をはずして整形した野沢菜を写した写真を添付します)。
 ダイコンは大小約30本を収穫しました。まともな大きさに育ったものは2本だけ? 全体としては“小ぶり”ということでした。つまり、今年は09月12日に播種したのですが、結果的に言えることは、来年は8月に播種すべきということだと思います(収穫されたすべてを1枚の写真に収めてありますから添付いたします。以下同様)。
 黒田五寸人参は、すべて“小ぶり”で、ダイコンと同様、9月12日播種が原因ですから、来年はやはり8月に播種する必要があります。しかしダイコンもニンジンも“小ぶり”ながらおいしそう!
 5株のはくさいも収穫しました。はくさいは9月12日に定植したものですが、定植時期としては適当であったと言えると思います。市場に出せる程度に立派なものは1個だけで、他はまあまあといったところです。しかしあんなヒョロヒョロ苗が“よくぞ”ここまで大きくなったなあという感じでした。

14:30−17:00(2時間30分)
□野沢菜の収穫、ホウレンソウに対する防虫ネットかけ
 
 残りの三分の一の野沢菜につき、同様に収穫し、調整しました。その後ですが、水洗いしたものを、蔵の前の軒下にテープを張ってそこに“吊るし干し”することにしました。野沢菜という菜っ葉は、他の菜っ葉のように、“炊いて食する”ことには向いていないようで、今回は苦肉の策として、カラカラに干し上げて、保存食にして、みそ汁の具として利用する道を選択しました。せっかく育て上げたものを畑に放棄するのは忍びがたく、手間のかかる作業ですが時間をかけてこの方法を選択しました。これも子供の頃の、“そうして食べた”という記憶があったからこそできたことと思います(母の思い出とともに)。できたら末尾に“吊るし干し”の写真も添付します。 
 ホウレンソウ(チジミホウレンソウを含む)への防虫ネット(1.35×5m)かけについて説明しておきます。ホウレンソウは越冬させますが(したがって今回は収穫しなかったのですが)、その場合、春先に小鳥にことごとくついばまれてしまうことになるのだそうです。それを避けるために、あらかじめ防虫ネットを張っておく必要があるわけです。

*今回の秋野菜の収穫の結果についてまとめておきます。
・収穫した野菜: 野沢菜、ダイコン、ニンジン、ハクサイ
・放棄したもの: 山東ハクサイ、ナバナ、セロリー
・間引きして越年に備えたもの: チンゲンサイ、コマツナ(13株)
・越冬させるもの: ホウレンソウ(チジミホウレンソウを含む)

*秋野菜以外の野菜
 九条ネギ、タマネギ、プチヴェール(5株、秋冬野菜、収穫は年明けになる。詳しくは末尾の解説を参照してください)


●2020年12月26日(土)晴れ、岐阜は曇り、草津は晴れ
08:00−09:45(1時間45分)
□焚火の灰の処理、コマツナ、チンゲンサイの間引き・収穫

 灰はふるいにかけて上の畑に散布しました。コマツナ、チンゲンサイについては越冬に備えて間引き、収穫しました。本当に越年できるかどうかはわかりません。


2020年12月28日(月)   記


今回は、2つのことについてメモしておきます。1つはプチヴェールについて、前回《通信》で“呼称不明”とした雑草についてです。
*プチヴェールについて
 Petit Vertフランス語で“小さな緑”を意味します。実はこれまでの《通信》ではこの野菜について“芽キャベツ”と記してきました。しかしこれは正しくは、プチヴェールといい、アブラナ科、アブラナ属の植物です。1990年に(株)増田採種場(静岡県)がケールと芽キャベツの交配によって開発したものです。したがって、すごく新しい品種です。滋賀県ではまだ見たことがありません。長野県では高級野菜として扱われています(高級かどうかは疑問ですが…)。芽の出方は芽キャベツと同じように本葉の脇にいくつもの芽を出しますが、芽キャベツのように結球はしません。ですから、世界初の非結球の芽キャベツと言えます。糖度が高く11〜13度にもなります。ですから、ミカンやイチゴと同程度の糖度があるということです。しかし実際には果物の甘みのように感じることはなく、この甘味がとてもおいしく感じられます。少し苦みがありますが、これがなお一層プチヴェールをおいしくするといわれています。収穫は、11月下旬から始まり、3月ごろまでとされています。

*雑草、マルバハッカ(丸葉薄荷)について
 このことに関しては2つの驚きがありました。一つは、スマホのアプリを使って雑草の名前と簡単な解説を得ることができるということです。その手順は以下の通りです。このアプリの機能は本当に素晴らしいです!
まず“Playストア”から入ります
 最上段の“カテゴリー”
 21番目の“教育”
 3段目の“花柄Picture This、撮ったら、判明”
 開く
 3段目の“カメラマーク”
 背面のカメラカバーを開けてください。撮影時に、被写体に焦点があっていることを確認して、
 シャッター
 この結果、11月の通信《06》で「名称不明のもう一つの雑草」とメモしたこの雑草について早速上記の手順で調べてみたのです。その結果がもう一つの驚きだったのです。
 それは、和名は丸葉薄荷(マルバハッカ)、洋名は皆さんおなじみのアップルミントだったことです。そうなんです、ハーブの一種だったのです。シソ科ハッカ属の植物で、原産地はヨーロッパ地中海沿岸、1879年に本邦で野生化が確認された帰化植物ということです。ミントティー、サラダや付け合わせに用いられるのですが、しかしながら、雑草化すると多年草(宿根草)ということもあって本当に手ごわい雑草なのです。写真にある通り、地上部に比べて根の部分の発達がすごいでしょう。引くときも集中して気合いを入れて引かないと地上部だけをちぎり取るだけになってしまいます。実はこのアップルミントは隣の家の庭から進出してきたもので、上の畑全体に広がっているのです。辞典にも「侵略的な植物であるため、開放系で栽培するときは不断の注意が必要」と書いてあります。放置すると、直立して30〜80cmに成長するということですから、以後、時間をかけて除去していく必要があります。12月の今頃はきわめて小さくかわいらしい姿で、畑一面に点々と広がっています。冬になるといったん地上に出ている葉は枯れますが、根が生きているので春になると芽が出てくるのです(近年にあっては温暖化で冬にも枯れないのかもしれません)。もちろん一方では、「フルーティーでな薄荷の芳香をもつ」ということではあるのですがね…。

 以下は添付しました写真についての説明です。
・1枚目
これが和名マルバハッカ、洋名アップルミントです(自宅の縁側で撮影)
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・2枚目
プチヴェールです。現在はもっと大きくなっています。
これは11月に撮影したものです。
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・3枚目
野沢菜です。株を切り離して、外葉をはず、調整済みの野沢菜です。
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・4枚目
ダイコンです。不揃いながらおいしそうでしょう!
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・5枚目
“吊るし干し”にした野沢菜です。背景に写っているのはわが家の蔵です。農具もたくさん写ってますでしょう。
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・6枚目
ホウレンソウ、手前がチジミホウレンソウ、つづいて普通のホウレンソウです。春先に小鳥についばまれないように“防虫ネット”を張ったところです。手前にわずかに写っているのは山東ハクサイです。
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・7枚目
リンゴとサクランボです。一番手前に写っているのがリンゴのフジ、よく見ていただくとこれにつづいてリンゴの王林、リンゴのアルプス乙女、最後に(一番奥に)サクランボの高砂が写っています。奥に写っているのはよその家です。
2021_01_01_07.jpg


◎今回は盛りだくさんになってしまいました。次回は、2021年01月の18日から始まる週に通作・移住・テレワークできたらと思っています。しかし農作業はできないでしょうね。今回でさえ日陰の部分の土は凍結していて、つるはしさえ突き刺さらない状態ですからね。しかし少なくとも周辺の清掃などはできると思います。そして次回は、マイカーでなく、列車で行くことになるでしょうね。一応、降雪、道路の凍結が心配になりますからね…。

 みなさん、6月からの半年間、信濃たつの“はたけ通信”にお付き合いいただきありがとうございました。いただいた皆さんからのご要望にどれほどお応えできるかはわかりませんが、ますます張り切って、畑作業にいそしむ覚悟であります。コロナ禍で大変な年末・年始になりましたが、巣籠もって、元気に生き抜いてください。
posted by 管理人 at 10:55| Comment(0) | 日記