2021年02月27日

はたけ通信《08》タマネギ畑の除草、タマネギ苗の根元の固め


 2021年02月13日(土)から17日(水)にかけての5日間の通作・移住・テレワークでした! 
 1月は土日、土日の天候が思わしくなく、昨年6月からつづけてきた毎月農作業が途切れてしまい、2月はなんとかと思っていたところです。少なくとも「土日は暖かくて好天気」の予報を信じて畑に馳せ参じたというところです(月曜日は雨、を覚悟のうえで!)。凍結で畑作業がままならない場合は、1kmほど離れたところの荒れた畑の開墾にチャレンジしましょうの覚悟でした。ところが2つの事情が重なりまして、開墾は思いとどまることにしました。一つの事情は、畑がまったく凍結状態にはなく、農作業が可能であったこと。もう一つは、タマネギの苗が凍結・霜柱で浮き上がってしまっていたこと、同時に、小さい雑草がすでにはびこっていて放置できないと判断せざるを得なかったという事情が重なりました。それでとりあえず、タマネギ畑の除草と苗の根元固めの作業を優先することにしました。その後で余裕があれば開墾畑の偵察にでも行きましょうというようなことにしました。
 そうそう、今回はもっと重要な使命があったのです。それは買い置きしてあるジャガイモの種いもを長野に搬送して、それを4月まで長野の蔵に貯蔵しておく必要があるのです。定植適期は長野では4月なのですが(滋賀では3月)、種いもの販売は2月なのですね。それで今回の重要な使命は種いもの搬送、貯蔵ということになったわけです。種いもは草津のディオワールドで購入したのですが(この点につきましては通信≪09≫で詳しくお伝えします)、草津に置いとけば暖かすぎて芽が出てしまう、長野で放置しておけば凍結してしまう、ということで搬入、蔵貯蔵ということになったわけです。

●2021年02月13日(土) 岐阜・愛知は曇り、長野は晴れ、とても暖かい1日でした。家の中より外の方が温かいという不思議な陽気が、1年に何日かはあるのでしょうね。とはいえ、下は4枚、上は5枚の着ぶくれ状態での農作業となりました!
15:00―16:10(1時間10分)
□種ジャガイモの蔵への搬入、乾燥野沢菜の収納

 まずは、種ジャガイモを蔵に搬入しました(2kg入りネット袋10袋、300g入りネット袋7袋)。
 蔵の軒下で乾燥させた野沢菜の収納につきましては、準備できましたら写真で紹介させていただきます。乾燥期間は2020年12月25日から2021年02月13日の50日間に及ぶ乾燥ですから、カサカサの理想的、完璧の仕上がりでした。まっ、しかしおいしいかどうかは別問題ですがね。

14:10−17:40(1時間40分)
□タマネギの株間の除草及び根元固め

 対象は上ノ畑の3本目のタマネギの畝(140株≒70スジ×2株)。タマネギのか細い苗は、冬季の積雪、霜柱・凍結、融雪・氷解の繰り返しの中で地表に浮き上がってしまうんですね。ですから周囲の土を抑え込んで、根元を固める必要があるのです。この作業に先立って株間の除草をしておかなければなりません。一見、雑草は目立たないのですが、実は小さな雑草がすでに大量に育っています。多くは、すでに通信《07》で紹介したマルバハッカ(アップルミント)、ホトケノザ、オオイヌノフグリ(紫の小さな花が咲く)、ハコベが少々、それにアプリでも判別できない雑草がもう一種類(近所のおばさんによるとこの雑草、近年このあたりで急に増えているんだそうです。新しいからアプリにも載ってないのかもしれませんね)といったところです。


●2021年02月14日(日) 朝曇り、のち晴れ、08時40分朝日射す、昼から雲広がる、引き続きとても暖かい1日。フクジュソウ(福寿草)がそこかしこにかわいらしく咲いていました。水仙もそろそろ芽を出しそうです。断然春です!
09:20−12:30(2時間10分)
□タマネギの株間の除草及び根元固め

 作業は昨日とまったく同様のものですが、対象は上ノ畑の4本目の畝(138株≒69スジ×2株)、1本目の畝(10株≒5スジ×2株)、2本目の畝(24株≒12スジ×2株)でした。
*昼ごろ、池の鯉がのんびり泳いでいるので、まさかと思いつつ試しにエサをやってみたのですが、なんとそれが食べたんです。2つかみ程度のものですがね。でも意外でした。
*昼休みにコメリに生産資材を仕入れに行きました。
 バーク入り腐葉土3袋、醗酵けいふん1袋、それに薄手のゴム手袋2パック

14:00−16:50(2時間50分)
□タマネギの株間の除草及び根元固め、畝立て

 作業は昨日とまったく同様のものですが、対象は上ノ畑の5本目の畝(160株≒80スジ×2株)、6本目の畝(74株≒37スジ×2株)。以上でこの作業は完了です。根元固めしたタマネギの株数は合計532株ということになります。つまり冬越しできた(越冬できた)株数ということになります(逆に言いますと14株ほどが落ちこぼれたということになります!)。
 つづいて上ノ畑のタマネギの畝の先に、すでに昨年畝立てした7〜10本目の畝のその先に、新たに11〜14本目の畝を立てました。また、秋野菜の収穫後の上ノ畑の1本目、2本目の畝につきまして、除草、収穫物の残渣物を取り除いて、同様に畝立てしました。

*“にしざわ”という地元の食品スーパー(コメリと並んで立地しています。クルマで5分程度)の地元産コーナーで各種大豆の価格を調査しました。以下の通りです。
 青大豆250g入り300円、黒大豆250g入り300円、白大豆200g入り160円、それに鞍掛(くらかけ)豆250g入り300円でした。

●2021年02月15日(月) 朝よりしっかり雨が降りつづきました。ところが15時20分、突然、雨やみ、突然陽射しあり、わずかに晴れ間あり、と思っているうちにたちまち晴れ間が広がりました。
 とはいえ、すぐ畑に入るわけにはいきませんので、コメリに生産資材の仕入れに行きました。
*14:40−15:00 コメリで以下の生産資材を仕入れました。
 作業用シャツ1枚、ベタ掛け不織布2枚(1.8×5m、1.8×10m)、これは小鳥がプチベールをついばむので、これを避けるものです。山や里に新鮮なみどりがなくなる時期なのですね)
*以下は、荒れ地の果樹の配置の再確認です
手前より(西より)向かって右から(南から)
リンゴ(ふじ) リンゴ(王林)リンゴ(紅乙女)サクランボ(高砂)
ブルーベリー  ブルーベリー  ブルーベリー  ブルーベリー  ブルーベリー
(B−サンプソン)(ブルーリッジ)(B−オニール)(ブルーリッジ)(B−サンプソン) 
                サクランボ
                (佐藤錦)
*実は本日、13時よりZoomで近畿農協研究会があるということで、遠隔地参加に挑戦するつもりにしていたのです。天気予報も雨ということで期待して、ですから12日(金)に膨大なレジュメもプリントアウトして、入り口アドレスも打ち込んで準備していたのですが、Wi−Fiをうまいこと取り込むことができず、農協と提携しているファミマにWi−Fiを備えたカフェコーナーもあるということで出かけてみたのですが、やはりアクセスできませんでした。残念!こんなことでへこたれていたら、冒頭の「通作・移住・テレワーク」が泣きますよね。

●2021年02月16日(火) 天候は一変して、雪がちらつく、風強し、陽射しもあり、いうならば典型的な伊那谷日和といったところですね。
08:50−12:00(3時間10分)
□新しい畝に野菜残渣、バーク入り腐葉土、醗酵けいふん、0本目にもう1本の畝を立てる

 上ノ畑の西側に0(ゼロ)本目の畝を新たに立てる。これで上ノ畑には15本の畝が立てられたことになります(ただし、11〜14本の畝は不完全)。
*バレイショは4月中旬に植え付ける予定ですが、その準備は昨年の12月から進めています。畝立てして、施肥も済ませてということで、植え付けを想定して準備できた畝は、上ノ畑の6〜14、下ノ畑の東から2〜6本の畝ということになります(不完全な畝も含めて合計14本ということになります。ちなみに株数は約400株!)。
*サツマイモの植え付けは5月、6月になりますが、予定地は上ノ畑の東から0、1、2の3本の畝、夏野菜(ナス、トマト、oキュウリ、ピーマン等々)はタマネギの跡地の上ノ畑の東から3、4、5、6の4本の畝ということになりそうですね。ハハハ…、捕らぬ狸のなんとやらですね。

13:00−14:40(1時間40分)
□生垣の清掃・手入れ

 南の隣家との境界にある生垣の手入れ・清掃です。トゲのある山椒の木などがあって、これまで十分な手入れができていなかったところです。

16:00−17:30(1時間30分) 
□プチベール、コマツナの収穫、プチベールに鳥よけの不織布のベタ掛け

 初めてのプチベールの収穫でした。これにつきましては写真の説明のところで食べ方とともに少し説明させていただきます。コマツナも健気に越冬して十分青々しく、寒さを受けて甘みも増していかにもおいしそうに育っていました。今年もぜひ作りたい品目ですね。
 不織布のベタ掛けについてですが、これは5株ほどのプチベールですから、端々に石を並べて、せいぜい強風に飛ばされないようするだけのことで大した作業ではないのです。つぎに来れるのは3月ですからね…。

●2021年02月17日(水) 曇り空、雪も舞う、陽射しもある
 帰路につく前に、“にしざわ”に寄って、気になっていた3種類の豆を購入しました。考えてみたらこれを播種すればいいのではないか!と突然、夜中の布団の中でハタと思いついたのです。
黒大豆、青大豆、鞍掛豆の3種類です。これについては写真を撮るのを忘れましたので、次回に写真で紹介させていただきます。とくに鞍掛豆ですよね、これは私も見たことのない品種でした。
緑と黒のまだら模様なんです。ラベルに、生産者名は伊那の「重盛千冬」となっていました。興味津々ですね。食べ方は、“浸し豆”かな?

*さて今回は雑草、ホトケノザについてです。通信《02》でマリーゴールドについて“益草”では、というお話をしたのですが、ホトケノザもひょっとしたら“益草”かもしれないというお話です。
ホトケノザはシソ科、オドリコソウ属、原産地はユーラシア大陸、開花期は3〜6月、春の七草の「仏の座」(正式名はコオニタビラコ)とは異なるものです。北海道を除く本州の道端や田畑の畔などどこにもたくましく育っている一年草の雑草です。基本的には秋に芽を出し、越冬して春に花を咲かせます。畑の地力との関係で雑草をとらえると、ホトケノザは地力レベルの高い雑草に位置づけられています。ホトケノザには、野菜と共生しやすいという特徴と、他の雑草が生えるのを抑えてくれるという特徴をもっています。ホトケノザは秋又は春に花を咲かせ、そのあとはタネをつけて枯れます。多くの野菜は春か秋にタネまきや苗を植え付けます。つまりホトケノザとちょうど成長のタイミングがズレることになります。したがって成長のための養分やスペースの野菜との奪い合いが起こりにくいのです。野菜が日陰にならない程度であれば、刈り取らずに手で押さえつけて倒しておくだけでも十分ということになります。ホトケノザをやっつけてしまいますと、そこに他の雑草が芽を出して、野菜と競い合うことになってしまいます。ホトケノザはあまり背が高くならず、根の張りも弱いので、野菜の生育の邪魔にならないというのです。いやあ、勉強になりました。これはすべて橋口創也さんの受け売りです。それに根は地下の微生物のネットワークを通じて、栄養や情報の交換を行うなど野菜と協力関係を築くこともあるというのですね。「雑草の根は残すべし」というのですね。いやあ、勉強になりました、ホントに。大切なことはこういうことですよね。今回は何も知らずに、徹底的に排除してしまったのですが!

*今回の写真は、収納した乾燥野沢菜とプチベールの紹介です。
 1枚目の写真は、居間に収納された乾燥野沢菜です。昔、これをもどしてみそ汁の具にしたものなのです。保存食ということになります。そんなにおいしいものではありませんが、ただただ、何事も無駄にはしませんの精神ですね。今回は、せっかく育て上げたものをただ廃棄するわけにはいかないなあの気持ちだけです。野沢菜というのは。なぜか漬物以外に食する方法がないのですよね。今秋、播種するかどうか迷ってしまいますね。漬け方を12月までにマスターするかどうか。でも昨年は、信州では野沢菜は不作だったのだそうです(暖冬で)。ひょっとして、もったいないことをしたのかもしれませんね。

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 さて2枚目の写真はプチベールですね。1つのものを大写しにした方がわかりやすかったかもしれませんね。これをさっと湯がいて、少々のオリーブオイルと少々のお塩で食べるというのが最高かもしれませんね。聞いて回ったのですが、プチベールを知っているという人はほとんどいませんでした。たつのでも京都でも。新しい品種だからということなのでしょうかね。芽キャベツとの違いは、芽キャベツが巻いて玉状になるのに対して、ベールは巻きません、開いたままです。以下は、眉唾モノと聞き流していただいて結構ですが、5日間に渡って食したのですが、ひょっとして血圧を下げる効果があるかもしれません。上の数値で130台であったものが120、110台へ、下の数値は80台後半から80台前半、70台へという変化がありました。しかしもちろん何よりも、“おいしい”というのが一番ですね。それに栽培者としては、厳寒の信州の真冬に収穫ってスゴイですよね、それだけでも感激ものですよね。
 1人だけ、イタリア料理のお魚の付け合わせでいただいたことがあるという方がおられました。
 たんぼやっていた頃は、“博士たちのエコライス”で売ってましたが、たつのでは“信濃のエコ・ヴェジ”で地元産コーナーで売り出したらどうだろう! “ヴェジ”はもちろんヴェジタブルですね。またまた、“捕らぬ狸のなんとやら”になってしまいましたね。
 草津の食品スーパーで芽キャベツの値段を調べました。11コ入り1パック=375円でした。いい値段ですよね!

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posted by 管理人 at 21:05| Comment(0) | 日記