2021年03月31日

はたけ通信《10》2021年産ジャガイモ栽培プロジェクト

 
 いよいよ4月の中旬にはジャガイモの定植に着手です。早く出芽すると遅霜にやられますので、そこだけが要注意です。
 定植を来月に控え、「ジャガイモ栽培プロジェクト」の企画書を策定してみました。天候にもよりますが、遅霜を避けるため、04月18日(日)〜22日(木)あたりを念頭に置いています。

0.まとめ
●バレイショは4月中旬に植え付ける予定ですが、その準備は昨年の12月から進めています。畝立てして、施肥も済ませてということで、植え付けを想定して準備できた畝は、上ノ畑の6〜14、下ノ畑の東から2〜6本の畝ということになります(不完全な畝も含めて合計14本ということになります。ちなみに株数は約400株!)。品種は、北あかり、男爵、メイクイン、アンデス赤の4品種です。
●定植時期は4月中旬(種芋についてはすでに購入済み)。収穫予定は7月下旬を予定
●定植数は約400株
●今回は春植えジャガイモですが、ぜひ秋植えにもチャレンジしたいと思っています。その場合は、8月上旬定植、11月収穫です。

1.はじめに
 ジャガイモは南米アンデス地方原産のナス科の野菜。われわれが食しているのは丸い形に肥大した地下茎の先端部分です。根茎を食べているんですね。


2.定植プロジェクト ーどこに、どの品種を、どれだけ植え付けるのか

 表中の種イモについては現在、長野たつのの蔵に貯蔵してあります。種イモの購入はすべて滋賀くさつディオワールドでした(2月5日(金))。

表 2021年産ジャガイモ定植プログラム
2021_03_31a.jpg
注1)ほ場はいずれも上ノ畑(M2)と下ノ畑(M1)
2)*1袋当たり個数
3)北あかり、男爵、メイクインの1袋当たり重量は2kg、アンデス赤の1袋当たり重量は300g
 したがって1個当たり平均重量は、北あかり142g、男爵154g、メイクイン83g、アンデス赤75gということになります。

3.定植手順
01)品種特性と定植適期、収穫適期
2021_03_31b.jpg

02)カット
 植え付け2日前にカットして、シリカを塗る(腐敗防止)。2〜3日風通しの良い日陰で乾かす
 頂部から基部にかけて縦方向に切り分ける(カット、2等分する)
 1片平均60〜70g or 50〜70cm or 40〜60g or 50〜60g(様々な記述あり)
 小粒な種いもは丸ごと植えにするのですが、その場合はヘソの部分を切り落として植える(キズを入れると成長力が増す)、 芽2〜4カ所を確保

03)植え溝ごしらえ
 畝幅60〜70cm
 深さ15cm  or 10cm or 7〜8cm or 7〜10cm(さまざまな記述あり)

04)定植
 切り面を下に向けて
 逆さ植えと丸ごと植え(秋植え)あり
 株間間隔は30cm
 溝の土を崩し、おわん状に種イモを覆う、投入する肥料が触れて肥料焼けを起こさないように。
 春植え(春植えて秋に収穫)と秋植え(9月上旬に植え、11〜12月に収穫)とがある

05)堆肥投入
 株間に移植コテ1杯
 牛糞堆肥ないしは有機配合肥料(ジャガイモ用)
 牛ふん堆肥1すくい、配合肥料1つかみ

06)覆土
  6〜7cm
  覆土後の畝は少し盛り上がる程度(周囲より5cmほど高くなるように)


4.定植後の手入れ
01)芽かき
 植え付けてから3〜4週間後、芽が地上に顔を出して、15〜25cmくらいに成長したところで残す芽を決めて、芽かきを行う(ジャガイモを大きく育てるために芽の本数を減らす)。2本の芽を残し他の芽は抜いてしまう。2本の残す芽を手で押さえて、他の芽を1本ずつ引き抜く。茎が太く、色の濃い丈夫な芽を残しましょう。

02)土寄せ
 芽かきの後だけでなく、収穫まで1〜2週間おきに繰り返し行う。いもが光にさらされると、緑化して有毒なソラニンが発生する。

03)追肥
 株間に有機配合肥料を30gずつ

04)害虫退治
 近所の人が「テントウムシダマシ退治が大変だよ」と言っています


5.収穫
 葉が黄色くなってきた頃がベスト。晴れた日の午後3時以降。1時間ほど軽く日に当てて土を乾かす。水洗いは絶対にしないように、食べる直前に洗いましょう。


6.価格表

表 ジャガイモの種いも価格表(1kg当たり)
2021_03_31c.jpg
注1)アンデス赤の1kg当たり換算価格は993円
2)JA上伊那の価格は組合員価格(15%安)
posted by 管理人 at 09:54| Comment(0) | 日記

2021年03月23日

はたけ通信《09》畝立て施肥・覆土、荒廃農地の復元



 2021年03月14日(日)から18日(木)にかけての5日間の通作・移住・テレワークでした! 今回の課題は畑づくり(畝立て、施肥・覆土)、荒廃農地の復元です。毎日快晴つづき、4月中旬の陽気とかで農作業の効率は上がりました。
 フクジュソウがここかしこに咲きつづけていました。水仙も18日までには開花するかな?

●2021年03月14日(日) 1日中快晴で、4月中旬の陽気とか
 14:40―15:05(25分)
□コメリで生産資材の購入
・牛ふん3袋(ジャガイモ用)、・発酵鶏ふん1袋(ダイズ用)、バーク入り腐葉2袋(ダイズ用)、・支柱50本

 15:30−17:40(2時間10分)
□畝立て、冬野菜の収穫
 下ノ畑に8本の畝立て(東から16〜23本目)
 冬を越した山東ハクサイとプチヴェールを収穫しました。

●2021年03月15日(月) 霜柱強烈、しかし9時頃には耕作可能、1日中快晴、日没17時10分
 09:15−12:20(3時間05分)
□野積み腐葉土の掘り起し、施肥、覆土
腐葉土として活用するために、下ノ畑の南東角に野積みされた腐葉土を掘り起こしました。小石、金属、プラスチック、邪魔になる根茎等を除去して使用可能な腐葉土に仕立てる作業は結構大変な力仕事でした。
 昨日、畝立てした下ノ畑の8本の畝に施肥(早速掘り起こした腐葉土、購入したバーク入り腐葉、発酵鶏ふん)して、覆土しました。
 その後、下ノ畑の8本の畝につづいて新たに7本の畝立てをしました。さらに、チンゲンサイ、山東ハクサイのあと地の除草、耕起
 昼に、鯉に少々エサをやりました。
 
 14:20−17:20(3時間)
□施肥、畑周囲除草、野積み腐葉土の散布、タマネギ土寄せ
  下の畑の7本のうちの4本の畝に施肥(掘り起こした腐葉土、購入したバーク入り腐葉、発酵鶏ふん)、覆土
  畑周囲の除草・清掃
  15時頃に鯉にエサ 
  掘り起こした腐葉土を下ノ畑に散布
  上の畑のタマネギの土寄せ(チョッと2本、フル3本、三分の一1本=合計6畝)
  コメリで購入した苗に欠株が目立ちます。霜柱による苗の浮き上げが影響しています(近所の皆さんがマルチ植えするのはこれを回避するためという理由が大きいようです)

●2021年03月16日(火)  曇り、昼頃わずかに小雨ぱらつく
 09:00−11:45(2時間45分)
 □プチヴェール収穫、野積み腐葉土の掘り起し、その散布
  下ノ畑の南東角の野積み腐葉土の掘り起し完成。それを上ノ畑のジャガイモ植え付け予定地に散布
 12:05−12:30
 □コメリで生産資材の購入
 ・バーク入り腐葉3袋、・発酵鶏ふん1袋、箕み
 
 14:00−14:30
 □厚江さんにプチヴェール届ける
 
 14:30−17:50(3時間20分)
□日向畑(ひなたばた)荒廃農地の復元、下ノ畑の畝立て
 家から6〜7分、万歩計で655歩、広さは3〜4アール?(30m×10m、40m×10m)
 木を切り倒し(クルミの木、直径10cm)、藪を切り払い、熊笹を刈り取りということで、畑仕事というよりは、ほとんど山仕事という感じ。したがって道具は、のこぎり、鎌、刈払い機。
 荒らしてから30年、40年といったところでしょうか(荒廃化の経過)。強風が吹けば、山火事の危険有りということですが、細心の注意を払って野焼きしました。(これについては、添付、詩「大地よ」を参照) 。残念ながら明日も強風の予報です。蔓もはびこり、カヤ、ススキが根深く生い茂り、どこまで復元できますか。管理機が入ったらこっちのもんですけどね。昔の馬道(うまみち)も荒れ果てて搬入不能ですからね。やはり可能性としては下の畑からの通路を整備した方が可能性ありということでしょうかね。まあ、8月までは山仕事、秋以降に管理機入れて耕し、畝立てするってことになればいいなあと今は思っています。
 夕方、もう一度、日の用心のため、日向畑に行き、野焼きのあとを見回りました。

●2021年03月17日(水) 1日中快晴
 08:50−12:40(3時間50分)
□日向畑(ひなたばた)荒廃農地の復元
  昨日と同様の作業を継続、野焼きも細心の注意を払いつつ継続
  念のため、かつての“馬道”と思しきところをたどって、近くのかつて“弘法さま”と呼んでいた水源池に足を運んでみました(かつて緊急時にはここから用水を運んでいました)。現在でも水源池は水をたたえていました(ただし、浮き草に覆われて真っ青でした)。“馬道”はまったく通行困難な状態にあると言わざるをえません(というよりは、まったく原型をとどめていないというべきか…)。
 昼頃、現場に地元の人が駆け上がってきて、「私の畑を作ってくれないか」「大豆の作り方を教えてもらえないか」と頼まれたのにはびっくり。頼み込む相手を間違えているのではないかと思わざるを得ませんでしたが、「荒廃農地の復元なんてしんどいことするくらいなら…」という意味が込められていたのでしょうね。ヤレヤレです。
 〇厚江さん来宅

 13:45−16:30(2時間45分)
□日向畑(ひなたばた)荒廃農地の復元
  午前中と同様の作業を継続、野焼きも細心の注意を払いつつ継続

 16:40−17:40(1時間)
□畝立て、施肥・覆土、プチヴェールの収穫
  下ノ畑の畝3本に施肥(バーク入り腐葉、発酵鶏ふん)、覆土
  つづいて同じく、1/2×3本の畝立て、施肥(バーク入り腐葉、発酵鶏ふん)、覆土
  これで下ノ畑は合計25本の畝ということになりましたが、その利用状況は以下の通りです。
  東より(2021年03月17日現在)、
  1.九条ネギ
  2.九条ネギ半分(半分はダイズ植え付け予定)
  3.ジャガイモ定植予定
  4.   〃
  5.   〃
  6.   〃
  7.   〃
  8.ダイズ植え付け予定   
  9.半分はダイズ植え付け予定(半分は現在ホウレンソウ)
10.   〃        (   〃       )
11〜25 ダイズ植え付け予定

 〇つづいて持ち帰り用のプチヴェールを収穫しました(小さなビニール袋にそれぞれ31株づつ)

●2021年03月18日(木)  1日中快晴、日の出06時40分
念のため、日向畑の見回り、同時に荒廃農地の様子を写真に納めました。お届けできるかな?


*とうとう水仙は帰る日にまでは咲きませんでした。明日こそ咲くかな、という感じでした。
 今回の大仕事は何といっても日向畑(ひなたばた)、荒廃農地の復元作業でした。完成度は道半ばってとこかな。大きな課題として残っているのは、一つには、ど真ん中に1本、大土手に1本のクルミの大木(直径40cm)をどう処分するかってことですね。これは素人の手には負えませんので、プロにお任せするほかはありませんね。現在なお、荒廃農地復元には助成金が支給されるはずですから、それで職人さんを雇いますか。もう一つの課題は、管理機の進入路をどう確保するかっていう点ですね。これはやはり、よそ様の下の畑からの進入路を新たに整備するってことが現実的かな、と思います。大木と管理機ですね。
 それともう一つの今回の仕事は、ダイズ定植の予定地をすべて準備完了の状態で確保したという点です。ありがたいことにこれで、4月のジャガイモの定植、5月のダイズの定植も準備万端で整えることができました。とりあえずは、来月のジャガイモの定植ですね。いよいよですよ! 次号のはたけ通信は、「ジャガイモ栽培プロジェクト」特集ということになります(3月中にお届けします。乞う期待ってとこですね)。


*今回の添付資料は詩編「大地よ」と写真
1.フクジュソウ(これは畑の中ではありません。池の縁です)
2.クルミの大木2本(ど真ん中に1本、大土手に1本、いずれも直径40cmを超える)
3.水源池(弘法さま)(後ろの木陰に大きな弘法さまが確認できます)
4.水源池を見守る弘法さま



大地よ

ある日、
木を切り倒し
藪を切り払い
熊笹を刈り取り
ためらうことなく野焼きした

春先は山火事の危険大有りで
風は南、西へ気まぐれに向きを変える。
煽られて火の粉が舞い散って
あたふたと火勢を抑えに走った

見捨てられ、荒れ果てて40年
そして今、なぜ
誰のため、何のために
キミは野に立つのですか

そうだったんだ
ぶざまに醜く横たわるお前は
やはり山にはなれなかったのだ
そうなんだね、ごめんごめん

藤蔓がはびこり、
カヤ、ススキが根深く生い茂り
いつの日にこの地は
耕し、畝立てることができるようになるのでしょう

怒り狂うウイルスよ
あなたの安住の地はどこにあるのですか
宝物の熱帯雨林をあなたにお返ししましょう
氷河を、凍土をあなたにお返ししましょう

そう思ってキミは野に立つのですね
聞いたかい
“たとえ明日、滅亡しようとも、今日私はリンゴの木を植える”と *
どこからか聞こえてくるこのメッセージを

*2021年02月07日、NHKスペシャル「水・食料クライシス」より



2021年03月21日    K



1.フクジュソウ
2021_03_23a.jpg


2.クルミの大木2本
2021_03_23b.jpg


3.水源池(弘法さま)
2021_03_23c.jpg


4.水源池を見守る弘法さま
2021_03_23d.jpg
posted by 管理人 at 09:27| Comment(0) | 日記