2020年12月11日

はたけ通信《05》荒れ地草刈り、間引き・草抜き、耕起・うね立て、定植


 今回は10月18日(日)から22日(木)にかけての5日間の通作・移住・テレワークでした! さすがに涼しくなり、というか朝晩が寒くなり、断然過ごしやすい、というか農作業には快適な気候を迎えることになり、充実した農作業の5日間を過ごすことができました。
 しかし心中は、秋野菜播種して(8種類)1カ月以上経っているわけですから、全面的に発芽せずかもしれない、発芽後全面的に虫に食べつくされてしまっているかもしれない、という疑心暗鬼で畑に向かったというのが実際のところでした。いずれにしても発芽を前提にすれば真っ先にやるべきは間引き作業になるだろうと身構えて畑に向かいました。
 まあほんとに笑い話みたいな話ですが、発芽していたとして、その時はせいぜい5cm程度のものだから、と考えてピンセットを買い求めて駆け付けたのです。しかし驚くべきことに、ものすごい発芽率、ものすごい生長ぶりで、まったくピンセットなんていう話ではなかったのです。いやあ、ほんとに驚きでした。確かに多少は虫に食われて葉っぱに穴はあいていましたが。しかし不思議ですね、ホウレンソウ、チンゲンサイ、コマツナ、ニンジン、ナバナ、ダイコンはほとんど虫に食われていませんでした。ですから逆に、虫食いが目立ったのは山東ハクサイと野沢菜だけということでした。
 7月31日に植え付けた5株の芽キャベツはますます元気に大きく育っていました。6株のオクラは元気に育ちましたが、長期にわたってほったらかしですから実は大きくなりすぎて捨てざるを得ませんでした。7月31日と8月1日に植え付けたマリーゴールドも生き残った25株は元気に咲いています。9月11日に植え付けたハクサイ5株とセロリー5株は元気に育っています。

 
●2020年10月18日(日)曇り
 15:30−17:00
□上の畑の第1うねの黒田五寸人参の間引きと草抜き
 前日までの降雨が激しかったのでしょうね、土が重たくて、ドロドロ状態で、どちらかといえばこんな時は畑には入らない方がよいくらいの状態で、間引き、草抜きには手を焼きました。野菜の葉っぱも汚れますし、最悪の状態でした。

●2020年10月19日(月)曇りでいまにも降りだしそうな空模様でしたが1日中何とか降らずにもちました。そんな天気でしたから、畑の状態もあまり改善されませんでした。
 09:00−12:00
□通路・池の回り・荒れ地の草刈り、下の畑のチジミホウレンソウの間引き、草抜き
 まだ土の湿りは抜けきれていません。間引き・草抜きの作業にはまだもう少し時間が必要ですね。しかし時間は制限されていますので、そんなこと言ってられません。とりあえず周辺の草刈りに着手しました。ほとんど毎月やっている草刈りなので作業自体はおかげさまで軽度なものです。
 手を焼いたのやはりチジミホウレンソウの間引き・草抜きでした。といっても、面積的には幅0.55m×1.53mとわずかなものなのですが、やはり野菜の葉っぱを汚してしまうのがなんともやりきれないところでした。
 13:40−17:10
□タマネギの定植に向けての除草、うね立て、定植
 上の畑の3列目にうねを立てるため、まず除草・耕起して、うね立てしました。タマネギ苗の植え付け状況は以下の通りです。
第3うね:105株=2株×53スジ
苗は前日、近くのコメリで購入しておきました。値段は以下の通りです。
1束(50株)298円×2束=596円 ∴@=6円 ただし品使名は不明
 その後残された時間、上の畑を耕起しました。
*苗を購入しようとしているときに、見知らぬおじさんが話しかけてきて、「農協の営農センターでもっと立派な苗を安く買えるよ」とのことでした。「それはどこに行ったらいいのですか」とのこちらの問いには答えずには去って行ってしまいました。確かにいかにも見すぼらしい苗でしたので、次回はぜひ農協の営農センターで買い求めようと思いました。それで直ちにTELで所在地を確認しておきました。
*農協の営農センターについて少し説明しておきます。じつは地元の辰野町の農協の営農センター昨年(2019年)に閉鎖されてしまったのです。それで隣町の営農センター(正式名称は、JA上伊那北部営農センター)にまでいかなければなりません。先ほどのおじさんはその道順を教えるのがめんどくさかったのでしょうね。

●2020年10月20日(火)晴れのち快晴
 08:50−09:35
□タマネギ苗を求めて北部営農センターへ向かう
本日は早速、タマネギの苗を求めて北部営農センターに走りました。閉店してしまった辰野町の営農センターへは10分、北部営農センターへは片道15分ということで、所要時間という点ではなんてことはないのですが、さてそれでそこを拠点にして仲間を募って何かをしようという気になれるかどうかといえば、やはりそこがむずかしいところでしょうね。購入に関する詳細は以下の通りです。
 1束100本840円×2束=200本、1680円 ∴@9円  品種名はネオアース
 単価は安いとは言えませんが、見違えるほど立派な苗でした。
 09:35−10:35
□タマネギ苗の植え付け
 第3うねに100株を植え付けました(=2株×50スジ)。
 10:50−12:10
□鯉の“巣ごもりポケット”づくり
 コメリで“ラバー養生マット”を2枚購入(タテ0.91m×ヨコ1.82m×厚さ1cm)
 すでに打ち込んであった角材に4カ所結び付けて完成です。その前に2m×3mのポケットの泥さらいをしました(深みをつけるため)。バケツ10杯ほどの泥を掘り出しました。これで鯉たちは安心して冬越しできるでしょう。
 14:00−16:25
〇リクレーションタイム
 辰野の2大名所(!)とされる横川の蛇石と小野の枝垂れ栗森林公園を尋ねました。
 16:30−17:40
□うね立て
 タマネギの植え付けに向けて4、5列目に第4うね、第5うねの2本のうね立てをしました。加えて、なお空きになっている第1うねの北の端1.40m、第2うねの北の端2.7mの再度のうね立てもしました。

●2020年10月21日(水)快晴
 08:00−10:00
□タマネギ苗の植え付け 
 畑もだいぶ乾いてきて作業がしやすくなってきました。各うねごとの受付状況は以下の通りです。
  第1うね:2株× 7スジ= 14株
  第2うね:2株×13スジ= 26株
  第3うね:2株×14スジ= 28株+1株
  第4うね:2株×71スジ=142株
   合 計        211株
 10:40−11:20
□タマネギ苗を求めて北部営農センターへ向かう
 苗の購入状況は以下の通りです。
1束100本840円×2束=200本、1680円 ∴@9円  品種名はネオアース
 11:20−12:00
□タマネギ苗の植え付け
 第5うね:2株×73スジ=146株
 第6うね:2株×37スジ= 74株

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つまり、今回532株のタマネギ苗を受け付けたということになります!
苗代合計は3 956円で、平均単価は7円43銭ということになります。

 12:00−12:50
□上の畑の耕起、ダイコン間引き

 13:50−18:00
□チンゲンサイ、コマツナ、野沢菜、山東ハクサイの間引き、草抜き
 8種類の秋野菜のうちチジミホウレンソウ、黒田五寸人参、野沢菜以外の間引き菜(5種類)はすべて、湯がいたり炒めて食しました。いやあ、改めて驚きました。ピンセットで間引くつもりが、食べてしまうなんて想定外でした。おいしかったです。さらに、チンゲンサイ、コマツナ、山東ハクサイの間引き菜は食べきれずに、持ち帰りました。
 その後、下の畑を全面的に耕起しましたが、最後は真っ暗闇、しかも最後の最後に管理機のガス切れで海中電気点けて悪戦苦闘しました。この間の4時間、水分補給なしの働きづめで、少し無理してしまいました。疲労困憊状況でした。

●2020年10月22日(木)
 07:00−07:30
□上の畑のマリーゴールドと第1うねとの間、第1うねと第2うねの間の耕起(中耕)を仕上げました。
以上をもって、予定していた農作業はすべてやり遂げたということで、満足、満足でした。

*ということで、作業のメインは、秋野菜の間引きと草抜き、タマネギの植え付けということでした。それでもまだまだ畑はまったく埋まりません。大半が空き状態です!
 次回、希望としては11月22日(日)から26日(木)に、通作・移住・テレワークということにしたいと思っています。現地の人によれば、そのころはまだまだ凍結はしていないであろうとのことですので。以下の通り、実施すべき農作業が尽きることはありません。
・深いうねを掘って下の畑の東北コーナーに積み上げてきた雑草を埋め込む作業。
・池の水深を深めるために、池の後口に土嚢を積み上げる作業(5袋ほどを予定)。鯉の冬越しを助けるためと、小さな鯉をサギから守るため、という目的です。
・枯葉の焼却、荒れ地の草刈りの邪魔になっているのでこれはぜひ迷惑をかけないようにして実施したいと考えています。
・荒れ地へのブルーベリー、ブルーシャワー、ラズベリー、ブラックベリー、ローズマリーの植え付けも考えたいです。
 こうして農業というのは“おしまい”がないのですね。だから農業は嫌いだという人もいますし、だからいいのだという人もいます。


2020年10月31日    記



 今回の写真はマリーゴールドです。左は農道、右は手前から、黒田五寸人参(写っていない)野沢菜、ナバナとつづいています。さらに2うね目の奥にかすかに見えていますのはだいこんです。

○読者から、あいみょんの“マリーゴールド”という歌を聞いてみてくださいという通信をいただきました。あいみょんについて全然知らなかったのですが、あいみょんが出なくて誰が今年の紅白に出るんだ、というほど有名な歌手なのだそうです。早速、YouTubeで聞いてみました。曲も、詩もよい歌だと思いました。皆さんもぜひ聞いてみてください。私としては、あいみょんの“猫”の方が気に入りましたが…。

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2020年12月01日

はたけ通信《04》荒地草刈り・除草・耕起・うね立て・施肥・播種


 今回は09月09日から09月13日にかけての5日間の通作・移住・テレワークでした!盆も過ぎてそろそろ秋が忍び込んできて、少しは過ごしやすくなった今日この頃、なんてとんでもない!暑くて暑くて相変わらず日中を避けた農作業に終始した5日間になりました(例によって、基本的には午前午後のそれぞれ3時間程度)。それでも、いよいよ秋野菜の播種・定植本番の時を迎えて、と勇んで畑に向かいました。
 9日の18:20頃から雨が降りましたので、農作業を少し早めに切り上げました。10日にも14:30頃から1時間ほど雨が降りました。でも、1時間後には農作業を開始することができました。11日も16:00から16:30まで激しい夕立がありました。その後はほぼ好天にめぐまれ、ということでした。結構、雨に降られましたが、幸いなことにあまり支障をきたさない程度の降雨でした。
 前々回に植えた芽キャベツとオクラは元気に育っていました。オクラはこの期間中に5本ほど収穫しました(初モノですね!)。ただし、残念ながらインゲン豆は育ちませんでした。マリーゴールドは咲き誇っていました(5株ほどは育たなかったかな)。ラベンダー3株がしっかり根付いていました。花が咲き始めていました。
 
●2020年09月09日(水)
 14:40−18:00
□通路、池の周りの草刈り、上の畑のスベリヒユの退治、マリーゴールドの根元の雑草退治
 前回から1カ月近く経ってますからね、荒れ地や池の周りの雑草もさることながら、畑の中のスベリヒユの成長ぶりには驚くばかりです。化け物みたいで気持ち悪いほどの茂りぶりでした(ゼヒ写真で見てもらいたかったです)。マリーゴールドの根元の雑草の茂り具合はそれとはまったく異なる様相を呈しているのですが、これはこれでまた手間のかかる仕事です。 
 18:00頃から雨が降り始めましたので、早々に切り上げました。

●2020年09月10日(木)
 08:30−10:40
□荒れ地の草刈り
 雨上がりということもあり、畑の中の作業は避けて荒れ地の草刈りに取り掛かりました。2時間余りで仕上げました。6月以降ほぼ毎月の草刈りですからね、草丈は知れたものです。
 13:30−14:30
□マリーゴールドの根元の雑草退治
 いつ降り出してもおかしくないような空模様だったのですが、14:00頃からポツポツときて、14:30にはついにざあーっときてしまったという感じでした。まあしかしこれで30株ほどのマリーゴールドの根元の雑草は退治できました。
 15:30−18:30
□畑周りの草刈り、上の畑のスベリヒユ退治、うね立て
 雨上がりということでまずは畑周りの草刈りをして、ついで上の畑の残りのスベリヒユ退治をしました。これで上の畑のスベリヒユ退治は完成でした。つづいて、前回準備した上の畑の3、4本目のうねを立てました(これを第3のうね、第4のうねと呼ぶことにします)。

●2020年09月11日(金)
 08:00−11:20
□上の畑の施肥・うね立て、下の畑の播種
 上の畑の芽キャベツ(5株)、オクラ(5株)の植わっているうね(上第1のうね)の北側半分について、溝堀して、施肥して(バーク堆肥・発酵鶏ふん)、うねを立てました。
 つづいて、いよいよ下の畑の播種です。前回準備しました下第1のうね(長さは9.8m、幅は0.55m)に4種類の秋野菜の播種をしました。以下の通りです。
 南から、ホウレンソウ(幅0.55m×長さ2.75m)、チジミホウレンソウ(幅0.55m×1.53m)、山東ハクサイ(幅0.55m×長さ2.25m)、コマツナ(幅0.55m×1.33m)です。北側残りの(幅0.55m×0.75m)は現在、空いたままです。
□上の畑秋野菜苗植え付け
 上の畑の2本目のうねにハクサイ5株、セロリー5株を植え付けました(上第2のうね)。ハクサイ苗はいかにもひ弱そうで、根付くかどうか大いに危ぶまれます。セロリーは元気です。
 16:00から16:30まで激しい夕立がありました。
 16:30−18:30
□池の中の草刈り、下の畑の播種、上の畑のうね立て 
 夕立の後、すぐには畑に入れませんので、やむを得ずとりあえず池の中の草刈りをしました。その後下の畑のコマツナのつづきにチンゲンサイを播種しました(幅)0.55m×0.40m)。これで下第1のうねはすべて埋まりました。総長南北に8.26m(/9.80m)ということになります。
 
●2020年09月12日(土)
 08:00−11:40
□上の畑耕起、上の畑に播種
 上の畑のうね立てしてないところを耕起しました。とにかく機会あるごとに耕起しておかないとたちまち雑草に支配されてしまいますからね。その点、こちらでは凍てつく冬季にはその心配はないのですが。
 上の畑の第2のうねのセロリーのつづきにチンゲンサイを播種(幅0.35m×長さ0.40m)、下の畑のチンゲンサイと合わせて2カ所に播種ということになります。
 つづいて上の畑の第1のうねに黒田五寸人参(幅0.35m×長さ1.60m)、野沢菜(幅0.35m×長さ7.10m)を播種しました。
 14:40−18:30
□上の畑耕起、上の畑に播種、下の畑耕起(全体)
 引き続き上の畑を耕起しました。
 上の畑に播種です。第1のうねの野沢菜のつづきにナバナを播種しました(幅0.35m×長さ1.55m)。つづいて上第2のうねのチンゲンサイのつづきにダイコンを播種しました(幅0.35m×1.30m)。
 下の畑を耕起しました(全面)。

*今回の農作業はここまででした。雨で作業の中断はありましたが、全体としてはそれほど大きな妨げにはなりませんでした。とにかくよく働きました。念願の秋野菜を播種することができて、大満足です。でも、発芽するかな、虫に食われてしまわないかな、の不安がないことはないですが、それはそれ、達成感の方がより大きいです。つぎは何時、発芽を確認に来れるかな?
 ここで一応、上の畑2うね、下の畑の1うねの植栽状況(苗の定植、播種)についてまとめておきます。

現時点(09月12日)における畑の植栽状況

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*草花
上の畑周囲 東の端にマリーゴールド 30株 定植日7月30日(13株)、7月31日(17株) 
      北の端にラベンダー   3株 定植日7月31日
*秋野菜
苗   4種
播種  9種

●つまり、定植、播種された部分は畑のほんの一部分ということになります。今年の秋冬はこれで乗り切ることになります。
 来年は、バレイショ、サツマイモ、ダイズ、タマネギ、ネギを思いっ切り播種、定植して、畑をいっぱいにしてがんばりましょう!!


●今回は通信《02》で紹介させていただいた管理機を写真で紹介させていただきます。
 正式には三菱農業機械の型式「MMR600AUN」ですが、俗称は「三菱ミニ耕うん機マイボーイ」です。機能は耕うん(耕起)とうね立ての2つです。耕うん幅は55cm。
 写真の左側に見えるのが畝立ての状態で、右側(管理機の作業中のもの)が耕うん(耕起)ということになります。さほどに広い面積ということではないのですが、この管理機がないことには私の畑作は成立しないでしょう。お世話になります、ということです。

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2020年11月21日

はたけ通信《03》荒地草刈り・除草・耕起・うね立て・施肥


 今回は08月12日から08月17日にかけての6日間の通作・移住・テレワークでした! 「天候に恵まれまして」と言いたいところですが、これだけ暑いと「恵まれて」というのが不適切のようにさえ思われてきます。だからそれは、ほとんど「降雨に邪魔されずに」という意味以外の意味をもちません。実際、15日はあまりの暑さに午後の作業は取りやめさせていただきました!
 それよりも何よりもまず初めに怒りを込めて(悲しみを込めて!)報告しなければならないことは、畑に駆けつけてみてまず目にした、前回、2列に渡って播種した青大豆の62株すべてが発芽せずの結果に終わったという悲しい報告です。やはり、1昨年産の種子だったてことが原因のすべてということでしょうね。つまり、カラスやハトにつまみ食いされた形跡はまったくなかったということです。ただ、芽キャベツ5株とオクラ6株はしっかり根付き、元気に育っていました。マリーゴールドもまだまだ小さいですが、すでに花を咲かせていました。

●2020年08月12日(水)
 16:00−18:30
□上の畑新しいうね立て
 青大豆の発芽がゼロをふまえて、早速、つぎの作物の播種に備えて同じ青大豆の2つの列を崩して1本の溝を掘って施肥(バーク堆肥、発酵鶏ふん)して、1本のうねを立てました(これを上第1のうねと呼ぶことにします)。

●2020年08月13日(木)
 07:30−10:30
□上の畑の耕起、畑周りの手入れ
 16:30−18:30
□荒れ地の草刈り、池の周りの草刈り
 6月27日、7月30日につづいての草刈りですから、草丈も短く作業は楽なものなのですが、それでも1.5アールの面積の草刈りには時間がかかります。暑さとの闘いでもあります。
 《はたけ通信》には今後もしばしば“池の周りの草刈り”という作業名が登場することになると思いますのでここでこの池について【特集V】で簡単に説明しておきたいと思います。

●2020年08月14日(金)
 08:30−10:30
□上の畑のうね立て 
 3列から4列、溝堀りをして、そこにバーク堆肥、発酵鶏ふんを施肥して、それを薄く土でカバーするという作業でした。
 昼からは休養で、町内横川渓谷の蛇石を見に行きました(観光というほどたいしたものではないのですが、一応、町内の観光名所ということになっています。

●2020年08月15日(土)
 08:30−10:30
□下の畑、土壌改良剤の散布、耕起
 下の畑、全面に苦土石灰(土壌改良剤)を散布しました。その後、同様に全面、耕起です。
 昼からは、避暑のため休養にしました。


●2020年08月16日(日)
 07:30−09:00
□下の畑の畑回りの手入れ
 16:30−18:00
□池の中4本の杭を打ち込む、“深み”の泥出し 
 その意味については【特集V】を参照してください。
 18:00−19:15
□下の畑のうね立て、施肥
 手入れされた下の畑に1本のうねを立てました。まず溝を掘って、施肥して(バーク堆肥と発酵鶏ふん)、その上に、うねを立てるという作業です。暗闇が迫っていましたが、何とか完成させました。長さは9.8m、幅は0.55mの1本です(これを下第1のうねと呼びます)。 

*今回の農作業は全体として、次回の播種、定植に向けての畑の下ごしらえ、と位置づけることができます。



【特集V 石積みの朽ち果てた池】
 上の畑の南側に接して約1.5アールほどの広さの産業用の池があります。産業用という意味は、庭園の一部としての池ではなく、という意味です。この屋敷には住居と庭の間にもう一つの庭園の一部としての池があるのです。この地域には、かつてささやかながら養鯉業が成り立っていまして、家々に小さな池がありました。現在はつぶされてしまったか、ほとんどのものは縮小されて、周囲もコンクリートで固められて、池というよりは“水槽”といった方がふさわしいようなものに姿を変えてしまっています。そのなかで昔の姿をとどめて生き残っているこの池のたたずまいと、この池への思い込みを紹介するためにもっともふさわしいのではないかと思い、一篇の詩を末尾に掲げさせていただきました。この池についてはいずれ写真でお示しします。
 かつてお蓮さんという祖母が300貫(1 125kg=3.75kg×300貫)の食用の鯉を水揚げしたという数字が語り継がれています。1トン強ですからねえ、ものすごい生産力ですよね。現在も水深50cmの水量をたたえていますが、住んでいるのはかなり大きな成魚が16匹、小さいものは数え切れません(それほど多く、という意味ではなくただ単に数えることがむずかしいという意味です)。
 16日の作業について説明しておきます。この池には2m×3m程の“深み”があるのですが、これは鯉が冬越しのために“巣籠もり”する場所として設けられたものだと思います。子供の頃はこの“深み”は恐かったですね。冬には水面が凍りますから、まあ備えとして必須のものとされていたのだと思います。実際のところはどうなんでしょうね。でもたしかに、厳冬の頃には鯉は冬眠ではないとは思いますが、ほんとにじっと寒さに耐えているように見えます。 
 それで16日の“杭打ち”はこの4すみに角材を打ち込んで、11月末頃までにはそこに発泡スチロールを固定するということになります(昔はわらで編んだものを載せていました)。まあ1年間に埋まった泥を掻き出して、水深50cmよりさらに深い場所を鯉さんたちに提供して、より安全に冬越えしていただくというねらいです。



2020年10月10日 記


石積みの朽ち果てた池

その池は荒れ果てた屋敷の奥深くに広がっていた
それは父から引き継いだガラクタ資産の一つだった

その池はかつては養魚池として産地を支え
かけがえのない生活の糧を稼ぎ出していた
はるかに時を隔ててすでにその生産力のすべてを失い
それは無用の長物のように無残に横たわっていた

ある夏の日
ひまにまかせて周囲の草を刈りこみ
流れをよみがえらせると
その池は宝物のように光り輝き始めた

今それは村々にあってただ一つ生き残った池として
野趣豊に誇らしく横たわっている
蒼き池の端にたたずんでその長き歴史を想う
ただわけもなく涙あふれるままに



2017年09月01日     K

写真を貼付いたします。
真ん中の囲いがこのたび設置した
鯉さんたちの冬の巣籠もり場所です。

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